テラスのパラソルつきの机が新しくなりました。

なーんとなく「この机年季入ってるなぁ」とは思っていて、掃除の時には少し気使いながらやってはいたんですが、前回ご紹介した天使の羽を描いてくれた整備担当のみっちゃんが「これもう危ないよ」「何か起きてからでは遅いから」と、⬆図の様な状態寸前である事を発見した次の日に早速、全くお金を使わずして半日で新作を完成させてくれました。








なんと、以前に使っていた机の脚を利用して、パラソルを立てれるように中心に穴を開けて。


出来る職人さんの仕事の始まりには、一瞬静止時間があります。きっと頭の中で部品やら構図やら手順やら組み立ててるんでしょう。そこからやり出すと早い。
みっちゃんの車の中には、なぜか今日必要になりそうだと感じた物の道具が一色揃っています。経験値ってやつ?話では、3時間かけて到着した現場で材料の不備があり、それを手に入れる事から始めなくてはならないなんてハプニングも容赦なく起こるそうで。頭の中で組み立てた段取りが崩されると実際損失が大きいと思います。
色んな職人さんがいて、打ち合わせから出来上がりまで1か月近くかかったり。そんなグズグズはみっちゃんにはありません。普段横浜や東京や関東県内に飛んでって過密な時間制限の中でこなしているだけに、とにかく話が早い。でも、本人的にはそんなの当たり前な素振りです。お客様が困っている時というのは危険がともなったりしてるわけですからね。妥協しない職人魂はみっちゃんの言葉や迅速さに全て込められています。

伊豆特有の溶岩が多く水捌けが良すぎて砂利も固まらず長年悩んでいた駐車場のガタガタを平らに🅿️してくれました。




⬆これは油の一斗缶を楽ちんにボトルに注ぐ道具。ほかの場所で使ってるのを見ただけで、買わずに自作してしまう。空間的理解が超えている。

これは海に浮かぶブイで作ったカエルの灰皿(寄せ植鉢にも)。想像力が突き抜けてます。
繁忙期はお店のバイトも二人体制で一緒にやってもらったりしていますが、職人の時の顔とは正反対にお客様とフレンドリーな会話をしてくれたり、食器・食品の扱いも私よりも全然繊細で正直驚きます。
一体何者?ココを見てください。
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