ポールダンスと信頼関係

今回は、我々バイトチームのアネゴ(お客様からはママとも呼ばれる)の一名言を。

「私は”ポールダンス”のポールになるから、皆ポールを使って超セクシーに魅了してほしいの。」

え~?

と、聞き直すと、「皆の個性を前面に出してお客さまと向き合って欲しいの。私は皆の個性がすごく好きだから。」と付け加えたのです。

私たちバイトチームの姉妹は皆少しづつ自信の無い自分をどこかに持っています。新しいメニューを始める時、体制を変える時、対応できるのかな?もしかしたら足引っぱらないかな?と、お互いに思っているのです。アネゴは、そんな姉妹の不安を見抜いています。

凄く男勝りにどんどん発想が進んでいって正直アタフタする時もあるけれど、考えてみれば私達も少しづつやり遂げて少しづつ自信をつけてきている。なぜあんなに忙しくてシッチャカメッチャカだったのに、また次に向けてやれちゃっているのか?

それは、アネゴが大きな掛けをして私達姉妹を信頼してくれてるから。個性を好きでいてくれてるから。失敗しても笑い飛ばしてくれるから。

私自身も数え切れないほどのバイト先に出会ってきたけれど、どこのオーナーさんも店を背負ってるからには、被雇用者に対しては育てる責任も含めて思わず要求ばかりをしてしまうのです。

しかしアネゴは要求しません。まっ先に感謝してくれる。信頼してくれる。だから、もっと頑張れるし楽しい。

「私は信頼するよ。信頼して失敗しても後悔なんかしないの。信頼した事を自分で凄いと思うから」

なんというポジティブな考え方?! 神。

そしてその信頼関係を、なんと「ポールダンス」という突拍子もない表現で伝えて来るのです。その面白さ。ヤバい。イっちゃってる。you crazy!so cool!

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